真上から太陽が降り注ぐ、真昼間。
東南アジアの人ではなく、天然工房劇団員・田丸大輔である。
急ぎ足で歩く元田牧子。
病院での約束の時間に遅れそうだったのだ。
お借りした病室にて、撮影開始。
制作プロデューサー林拓郎、略して「たくP」も
ちっちゃいカメラで、カメラマンとして参戦。
外を眺める田丸。
いい感じだと思います。
病室っぽいですね。
まぁ、病室なんですけどね。
白衣の似合う男、塚本康博、登場。
奥の女性は、元田牧子。
手前の塚本と、確実になにかあった感じの一枚。
あくまでもイメージショットですよ。
入院患者、田丸大輔。
自然な笑み。
誇張された苦しみ。
誇張されたナースコール。
こんな患者は、もう、きっと、かなりまずいことになっている。
白衣はいい。
部屋の蛍光灯を消して、すべて自然光で撮影している。
窓からは強烈な日差しが差し込んでいた。
悩む男。
特に言うことなし。
とんでもない恰好で撮影する「たくP」。
患者なのか、医者なのか、カメラマンなのか、
お前はいったい誰なんだ。
見舞いに来た家族。
ナースコール。
ボタンに看護婦の顔のマーク。
撮影中、田丸が誤って押してしまい、
看護婦さんに「どうかしましたかー」と聞かれてしまう事件があった。
すかさず、塚本が「誤作動です」と返答し、事なきを得た。
もちろん、田丸は怒られた。
メガネがずれ気味の田丸。
窓から入る光をうまく使えないかと試行錯誤した。
こんなのが撮れた。
素晴らしき、自然光の力。
田丸のアイデアで撮った、意味不明の一枚。
なんなんだ、これはなんなんだ。
夕方になっても、まだ暑かったです。
<撮影を終えて>
外から差しこむ、夏の太陽の強烈な光に苦戦しました。
景色がいいからといって、外にカメラを向けると、白くとんでしまいます。
「その光をどう利用すればいいか」と考え始めてから、
うまく撮れるようになりました。
昼間の日差しは本当に強烈でした。
以上です!
不定期ですが、また更新する予定です。お楽しみに!
「稽古場フォト!」メニューに戻る。